しんデンタルクリニックのブログ

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニック。浅間町駅より徒歩1分、土曜日も診療。ブログでは、お知らせ、スタッフコラム、ワンポイントアドバイスなどを配信中。

*

少し痛い場合があるけど大事な治療1

      2018/05/01

歯周病の治療には必須ともいえるのが、「ポケット測定」という歯ぐきの検査です。歯の周囲に存在している「ポケット」と呼ばれる溝の深さを測るため、プローブと呼ばれる直径0.5~0.8mm程度の金属の棒を歯の周囲の歯ぐきの溝に軽く挿入します。

そして約25gの力を加えたときに停止した場所をポケットの底と考えて深さを計測します。この深さが1~2mmだと健康な歯ぐき、4mm以上の深さは、歯周病と診断されることが多くなります。

わずか25gの圧力ですので、健康な歯ぐきであれば、ほとんど痛みも感じませんが、歯肉炎や歯周病などの出血しやすい状態の歯ぐきの場合、触れるだけで出血して痛みを感じてしまうことがあります。

歯周病の診断には欠かすことのできない検査のため、正しい診断のためにもぜひやっておきたい検査です(。-_-。)

 - 歯とお口の基礎知識

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

義歯安定剤一般製品②

★クリームタイプ(粘着型)

噛む習慣を見直そう!⓷

医療の発達で長生きになった一方で、生活習慣病など健康不安を抱える人も多くなったの …

噛む習慣を見直そう!⓶

噛むことは小さい頃からの食事と意識付けの積み重ねによって育てていく、生きていくう …

年齢を重ねたら気をつけること②

☆思い当たったら注意!お口の機能低下の黄色信号! オーラルフレイルは外に出るのが …

no image
歯ぎしり4

一般的に問題になってくるのは次のようになります。 ■特定の歯の歯周病が進行する …

no image
繰り返しおこる症状を無視しない!

痛みが出ない違和感や腫れは、初めは小さな波のように、繰り返し起こることがほとんど …

歯ブラシ①

当院ではいろいろな種類の歯ブラシを 販売しております。 薬局でもたくさんの種類が …

デンタルフロス②

今回は前回に引き続き、 デンタルフロスについてご紹介していきます! 今回はホルダ …

no image
歯石除去後2

歯がしみる原因になる場所は、白いエナメル質部分ではなく、少し黄色い象牙質部分の露 …

大人になったら気をつけること①

☆50歳になってから後悔しないために ある雑誌の調査で「40代のうちからメンテナ …