しんデンタルクリニックのブログ

名古屋市西区の歯医者さん、しんデンタルクリニック。浅間町駅より徒歩1分、土曜日も診療。ブログでは、お知らせ、スタッフコラム、ワンポイントアドバイスなどを配信中。

*

唾液が減るとなぜ悪い?③

      2020/10/16

☆唾はお口の中や歯を守る☆

 食べかすを洗い流してお口に残るのを防ぐ『洗浄作用』や、お口の中のpHを正常に保って歯が溶けるのを防ぐ『緩衝作用』、唾液に含まれるタンパクで細菌を集める『凝集作用』、細菌をお口の中から排出する作用などむし歯や歯周病から歯を守るはたらきもたくさんあります。

 

 また、唾の中の糖タンパクにより歯の表面に形成される”ペリクル”は歯を保護します。

 さらにペリクルは、お口の粘膜を修復する成分も含んでおり、傷を治す作用もあります

 

☆唾は主に三大唾液腺で作られる☆

 耳下腺(じかせん)… 最も大きい唾液腺。

            唾液の分泌量は2番目の多さ。さらさらした唾を分泌する。

 

 顎下腺(がっかせん)… 2番目に大きい唾液腺。

             唾液の分泌量が最も多く、さらさらな唾とネバネバの唾の2種類を分泌する。

 

 舌下腺(ぜっかせん)… サイズも分泌量も一番少ない。

             サラサラな唾よりも、ネバネバな唾を多く分泌する。

 - お口の健康を守ろう, 衛生士のワンポイントコラム

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
フッ素ってなぁに?③

~歯科医院でのフッ素塗布で生えたての歯を守る~ フッ素の歯への塗布は、生えたての …

no image
歯間清掃用具5

前回に引き続きフロスについてのおはなしです☆ 前回は、フロスを使うのは初めてとい …

no image
お口に合わせて選ぶ歯ブラシ⑤

今回はインプラント用のルシェロ歯ブラシについてです☆   インプラント …

no image
歯ブラシ2

前回に引き続き今回は歯ブラシの毛先の形についてお話させて頂きます。   …

no image
噛み合わせ ③

3.噛む筋肉は頭の横に繋がっているため頭痛になりやすい 噛む筋肉の側頭筋は 顎の …

no image
そのお薬、歯科治療に影響があるかも!?②

出血が止まらなくなる!? ”抗血栓薬”   抗血栓薬は血液を固まりにく …

no image
患者さんと二人三脚で取り組む歯周治療①

当院ではむし歯治療が終わった後はメインテナンス(お口のクリーニング)への移行をご …

no image
歯ブラシだけでは落とせない汚れ⑤

今回は歯間ブラシについてのお話です!   歯間ブラシはその名の通り”歯 …

口腔乾燥症

みなさん口腔乾燥症という言葉は聞いたことはありますか? ドライマウスと呼ばれてい …

no image
患者さんと二人三脚で取り組む歯周治療②

☆歯周病ってこんな病気☆   健康な状態のときは、歯、歯ぐき、歯を支え …